デートDV防止セミナー 中学生や保護者も

©有限会社大分合同新聞社

デートDVに関する県の冊子など

 県は本年度から、交際中のカップルの間で起きる暴力「デートDV(ドメスティックバイオレンス)」を防ぐためのセミナーを、中学生や保護者にも対象を広げて実施する。従来は主に高校生、大学生向けだったが、思春期の早い段階から人間関係について考える機会を設け、保護者にも意識を持ってもらおうと拡大した。

 デートDVは対等な関係ではなく、一方が自分の思い通りに相手を支配することを指す。身体への暴力だけでなく▽ばかにした言葉を使う▽無視する▽勝手にメールをチェックする▽無理やり性行為をする―なども含まれる。

 「DVとデートDVは、婚姻関係などの差があるだけで、暴力を振るう背景などは同じ。対等な立場で互いを尊重できる関係づくりを学んでほしい」と県。

 セミナーは毎年開き、NPO法人「えばの会」のメンバーや心理カウンセラーを講師に派遣。2015年度は高校、大学など19カ所で計3437人、16年度は16カ所で計3845人を対象に実施した。本年度は県内の中学、高校、大学に文書を送り、開催を呼び掛けている。

 問い合わせは県消費生活・男女共同参画プラザ(TEL097・534・2039)。

あなたにおすすめ