遠来勢、続々石川入り

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 第101回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)を2日後に控えた19日、遠来勢のトップを切って石川県入りした鳥取城北の選手たちが石浦外喜義校長(55)の故郷能美市の物見山運動公園相撲場で調整に励んだ。青森の五所川原農林、三本木農、沖縄の中部農林なども金沢入りし、昨年新調された栄光と伝統の黒鷲旗を懸けて石川県卯辰山相撲場で行われる日本高校スポーツ界最古の戦いは秒読みに入った。

 4年ぶり4度目の栄冠を目指す鳥取城北の選手たちは車2台で前夜、石浦校長の実家がある能美市に到着した。

 一夜明けた19日、物見山相撲場に顔を見せたモンゴル人留学生の先鋒・アマルサナー(3年)、体重181キロの中堅・當眞嗣斗(2年)、実力十分の大将・深澤颯斗(3年)と控えの志戸俊輔(1年)、小関拓道(同)の各選手は総監督でもある石浦校長、井上俊男監督の厳しい声が飛び交う中、精力的に汗を流した。

 昨年は地元鳥取市で開催のインターハイと弘前大会で優勝し、金沢大会でも準優勝の強さを見せたが、今年は全国選抜大会の決勝トーナメントで2回戦敗退、弘前大会で同じく1回戦敗退と無念の土俵が続いている。

 それだけに新年度トップを飾る全国舞台で栄冠をつかもうと選手たちの意気込みは強く、春先から金沢大会を目指して猛稽古を重ねてきた。

 副将の深澤選手は「チーム一丸となって、頂点まで突っ走る」と意気込み、石浦校長は母校金沢高の欠場に唇をかみながらも「101回目を迎える伝統の大会で選手たちは完全燃焼してくれるでしょう」と快進撃を期待した。

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