「だれにもやさしい避難所に」 知恵の輪松阪が冊子製作

 【松阪】地域おこしグループ「知恵の輪松阪」の福山瞳会長ら六人は十八日、松阪市役所で竹上真人市長と面会し、冊子「だれにもやさしい避難所に!」の完成を報告した。

 知恵の輪松阪は平成十九年に結成し、メンバーは十五人。生活道路の最高速度を時速三十キロに制限する「ゾーン30」や「松阪七福神巡り」に取り組んできた。避難所運営をテーマに二十七年六月から二十八年八月まで十一回にわたり、市職員や専門家を交え意見交換してきた。

 冊子では避難者カードの記載項目に食物アレルギーや性同一性障害、持病などを加えるよう提言。防災対策課への女性職員の配置や、通電火災防止装置の普及に向けた補助金創設を求めた。

 福山会長は「だれにも優しいということで、女性や障害者、高齢者、外国人を含めた視点で考えた」と説明した。

 竹上市長は「今年、防災計画を全面改定する。十分受け止め、反映したい」と述べた。また、「住民協議会が冷蔵庫の中に重要情報を入れておく活動をしている。お薬手帳を持って逃げませんからね。広げたい」と話していた。

画像【竹上市長(左)に冊子「だれにもやさしい避難所に!」を手渡す福山代表=松阪市役所で】

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