小学生「萬燈」練習大詰め 燕・戸隠神社、20日から春季例大祭

画像「萬燈」の練習に励む小学生ら=16日、燕市宮町

 燕市宮町の戸隠神社周辺で20、21の両日で行われる戸隠神社春季例大祭を前に、氏子らによる出し物「萬燈(まんどう)」の練習が大詰めを迎えている。地域の小学生が、笛や太鼓の演奏に合わせて披露する踊りの練習に励んでいる。

 萬燈は神社の氏子らが木やりを歌ったり、伊勢音頭を踊ったりしながら、約5メートルの山車とともに神社周辺の2キロほどを練り歩く。燕市商工振興課観光振興室によると、昨年は2日間で約3万人の見物客が訪れたという。

 萬燈の踊り手は燕市内の小学生から選ばれる。今年は3月末から練習を始めた。14日からは、歌や演奏などを担当する地元の若手「若連中」も交えた全体練習を行っている。

 16日、戸隠神社裏の集会所で開かれた練習には氏子ら約80人が参加した。浴衣姿の子どもたちが「よーいとな」と声を上げると、若連中が伊勢音頭を歌い始める。子どもたちは太鼓や笛のにぎやかな音色に合わせ、大きく体を動かした。指導役の古寺弓子さん(68)が時折、「指をまっすぐ伸ばして」「目線をもっと上の方に」と指摘。児童は真剣な表情で聞き、動きを直していた。

 踊り手を務める山崎あおいさん(10)は「鏡の前で何度も踊りを練習した。本番はたくさんの人に見てほしい」と笑顔。石田華梨さん(11)は「練習の成果を発揮して、今までで一番きれいな踊りを披露したい」と意気込みを語った。

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