生き字引もビックリ!?高校3年生が難コースで8位タイに

画像高校3年生の杉原くん、いかにも関西で活躍しそうな苗字だ(撮影:米山聡明)

<関西オープン 2日目◇19日◇城陽カントリー倶楽部(7,037ヤード・パー71)>

小野田亨也が6アンダーでホールアウトする約1時間前、別の新星が輝きを放った。今回、アマチュア枠で出場している徳島県・生光学園高等学校3年生、杉原大河くん。プロが手を焼く難コースを6バーディ・2ボギーで回り、トータル2アンダー。堂々の8位タイにつけた。

杉原くんは日本を代表するジュニアゴルファー。2014年の世界ジュニアゴルフ選手権13−14歳の部では世界一に輝いている。中学3年生時からレギュラーツアーにアマチュア枠で出場し、今大会が7試合目。初の予選突破を果たしのだが、この難コースでの好スコア。将来性を感じさせる逸材だ。

「今日は100点満点です。ショットに助けられました」というとおり、プロも手ごずる硬いグリーンを「高い弾道で止めるように意識して」果敢に攻めまくった。記者たちから“どうやって高い球を打っているの?”と聞かれると「うーん、フェースを開いては打たないんですけど……気持ちカット軌道めで……感覚です(笑)。

今大会、同組で2日間回る予定だったブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)が初日早々に3番ホールで棄権。その後、重永亜斗夢と2人だけのラウンドとなったが、「いろいろと話かけてもらって楽しく回れました。そのおかげで、これまで緊張していてできなかったキャディさんとも会話ができて、落ち着いてプレーできたのがよかったんだと思います。重永選手のプレーをじっくり間近で見られたのもよかったです。あのドライバーショットでフェアウェイをキープする技術は、ボクにまだ真似できません。とても勉強になりました」。

再び、同大会開催コース・城陽カントリー倶楽部の生き字引、山本善隆のもとに。今回のセッティング、キャリア、経験を持つ者でないと立ち打ちできないコースとおっしゃっていましたが……と話を向けると、「なんや、高校生がなぁ(笑)。ホンマ、すごいなぁ。聞くところによると、ものすごく飛ぶらしいやん。恐さ知らずで攻めていったんやなぁ、ええことや。あと2日間、ええ経験が積めるんとちゃうかなぁ」。

名前の由来は、タイガー・ウッズ。ゴルフ好きの父が名付けた。しかも、関西オープンにして、性は杉原。なにやら、今大会をステップに大きく羽ばたきそうな予感が漂う。

文/伊藤昇市

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