新天皇即位は18年12月想定 来夏に期日、元号発表も ほか

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1. 新天皇即位は18年12月想定 来夏に期日、元号発表も

画像 天皇陛下(左)、皇太子さま

 政府は19日、天皇陛下の退位を実現する特例法案を衆院に提出した。退位と新天皇の即位は来年12月を想定し、成立後に準備を本格化。皇位継承に伴って改める元号は来年夏にも事前発表する構えで、退位と即位の期日決定と同時期に行う可能性もある。来週後半以降に始まる見込みの国会審議では「女性宮家」創設を巡る付帯決議の取り扱いが焦点だ。

 特例法案は皇太子さまの即位を実現する背景として、陛下の即位した年齢を超える57歳となり、国事行為の臨時代行など公務に「長期にわたり精勤」している状況に言及。政府は代替わりの具体的な時期について、準備状況を踏まえて判断する方針だ。

2. 共謀罪、23日衆院通過図る 自公維は採決強行、野党阻止へ

画像 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の採決が強行され、委員長席を取り囲む野党議員ら。右端は金田法相=19日午後、衆院法務委

 犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案は19日の衆院法務委員会で与党側が採決を強行し、自民党、公明党や日本維新の会の賛成多数で可決された。与党側は23日の衆院通過を目指す。民進、共産、自由、社民の野党4党は可決が強行されたことに反発し、衆院本会議での採決阻止に向けて連携を強化することを確認した。国会周辺では市民らが抗議活動を行った。

 4党の幹部は19日、可決は容認できないとして、法案を法務委に差し戻し審議をやり直すよう大島理森衆院議長に要求。本会議に法案を上程しないよう申し入れた。

3. 17年の訪日客1千万突破 過去最速、観光庁推計

画像 桜が満開の東京・上野公園で、チアリーディングの演技を披露する台湾からの観光客=4月

 観光庁の田村明比古長官は19日の記者会見で、2017年に日本を訪れた外国人旅行者が5月13日時点の推計で1千万人を超えたと発表した。1千万人突破は5年連続で、6月上旬に突破した昨年より3週間程度早く、過去最速のペース。4月の訪日客は前年同月比23.9%増の推計257万8900人で、月間過去最多を更新した。

 今年は4月16日だったキリスト教の祭典「イースター(復活祭)」に伴う休暇や、桜の開花シーズンに合わせて日本を訪れる旅行者が多かったことなどが要因。

 前年同月比の伸び率は56.8%増の韓国など17の国や地域で2桁台を記録したが、中国は2.7%増と鈍化。

4. 加計学園文書、確認できず 文科省、個人PCは未調査

画像 加計学園の獣医学部新設計画に関する記録文書について、記者会見する松野文科相=19日午後、文科省

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関する記録文書について、松野博一文部科学相は19日、「省内調査で文書の存在は確認できなかった」と発表した。担当職員への聞き取りや、担当部局が資料を共有する電子フォルダなどの調査で結論付けたとした。しかし担当職員個人のパソコンは調べておらず、文書を入手し、存在確認や公表を求めていた民進党の山井和則国対委員長は「納得できる調査結果ではない」と記者団に述べた。

 松野氏や文科省の説明によると、聞き取りの対象は高等教育局長や大臣官房審議官、専門教育課長ら7人。

5. 宮崎駿監督、長編アニメ本格始動 新人スタッフを募集

画像 宮崎駿監督

 スタジオジブリ(東京)が19日、宮崎駿監督の新作長編アニメーション映画のための新人スタッフ募集を始めた。長編作りに向け本格始動したとみられる。宮崎監督は2013年9月に長編からの引退を表明したが、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーが今年2月、同監督が長編の企画書を作るなど準備に入っていることを明らかにしていた。

 ジブリが公式ホームページに掲載した募集要項によると、契約期間は10月から3年間で「宮崎監督は『引退撤回』を決断し、長編アニメーション映画の制作を決めました。作るに値する題材を見いだしたからにほかなりません。今度こそ最後になるでしょう」と書かれている。

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