岡山市議会、新議長協議持ち越し

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 申し合わせ任期(2年)の満了に伴う議長選で協議が難航していた岡山市議会(定数46、欠員1)は、18日の5月臨時会本会議で、宮武博議長に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。ただ、決議に法的拘束力はなく、宮武氏は議長を続ける意向を表明。臨時会は結局、19日に閉会となり、新たな議長人事を巡る協議は持ち越される形となった。

 17日開会した臨時会は、議長人事を巡って最大会派・自民党市議団(23人)の意見対立から調整が難航。18日は副議長選を先行させる異例の展開となった。その後も折り合いが付かないまま、同日午後11時すぎに再開した本会議で共産党市議団が、申し合わせに反して宮武議長が辞表を提出しないのは議会の信頼関係を損なうなどとして、議長不信任決議案を提出した。

 無記名投票の結果は賛成30票、反対11票、無効2票だった。同市議会での議長不信任決議案の可決は1970年以来。

 これを受け、宮武氏は19日午前に開かれた会派代表者会議(非公開)で、引き続き議長にとどまる考えを表明した。一方、共産は辞職を求める声明を議長に手渡した。

 臨時会は18日までの2日間としていた会期を1日延長。19日は常任、特別、議会運営の各委員会メンバーの人選などを行い、午後7時40分すぎにようやく閉会した。

 臨時会では、監査委員に小林寿雄氏(58)=おかやま創政会、東区=と、小川信幸氏(59)=自民、北区=を選任する人事案に同意。任期満了に伴う県公安委員に藤浪秀一氏(69)を知事に推薦することに同意した。

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