インテルには「連帯意識」が足りない!? 大不振のクラブをSDが痛烈批判!

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 不甲斐ない成績に終始しているインテルの選手たちに対しては、批判の声が絶えない。だが同時に、運営に不満を抱くサポーターが多いのも事実だ。その中での幹部のこの発言は、クラブの現状を如実に表わしていると言えるのではないか。
 
 インテルのスポーツディレクター(SD)を務めるピエロ・アウジリオは現地時間5月18日、ミラノの大学でのイベントで、現在のチームには「連帯意識が欠けている」と批判した。イタリアの『メディアセット』が伝えている。
 
「人種や年齢、パーソナリティーや人間性の問題から、1つのグループを作ることができなかった。小さなグループがいくつもあり、自分のことだけを考える人間がいる。彼らは、優れたパーソナリティーや精神力を備えていないんだ」
 
 しかし、今シーズンのインテルは開幕前からゴタゴタが続いていた。ロベルト・マンチーニ監督が退任した後、クラブが指揮官に選んだのは、セリエA未経験のフランク・デブールだったが、成績不振によりわずか3か月で解任された。
 
 アウジリオは、デブール体制がうまくいかないのは分かっていたと語っている。
 
「我々は、セリエAを知らない監督を招聘した。どれだけ想像力がない人間でも、インテルが他と比べて、出遅れてスタートしたことは理解できたはずだ」
 
 もちろんアウジリオは、クラブとしての責任を痛感しており、「コミュニケーションをもっと取る必要がある。今年はクラブがたくさんのミスを犯した。これからは、それを減らさなければいけない」と自身を戒めた。
 
 来シーズンこそ復活が求められるインテルは、新たな指導者を探している。クラブが望んでいるのは、就任1年目でチェルシーをプレミアリーグの王者へ復帰させたアントニオ・コンテ監督だ。
 
 アウジリオはコンテ監督が候補か問われると、「我々はそういうタイプの指揮官を探している」と述べた。イタリア・メディアによると、コンテ監督の進退はチェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチとの話し合い次第と報じている。
 
 一方で、コンテ招聘の“代替案”として、ローマを今シーズン限りで退団することが濃厚といわれているルチアーノ・スパレッティ監督の就任も噂されているが、果たして、苦難続きのインテルは復権に向けて進むことができるのだろうか。

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