【J1採点&寸評】鹿島 0-3 川崎|2得点に絡んだ長谷川を抑え、MOMに選出したのは…

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[J1リーグ第12節]鹿島 0-3 川崎/5月19日/県立カシマサッカースタジアム

【鹿島0-3川崎PHOTO】17本のシュートもゴールならず、鹿島が川崎に3失点の敗戦!

【チーム採点・寸評】
鹿島 5
 自陣エリア内のこぼれ球への処理に難があり、前半だけで2失点。攻撃面では、相手のバイタルエリアまでボールを運べるが、ラストパスやフィニッシュワークの精度が足りず。後半は押し込む時間が増えたが、相手の堅守を崩し切れず、完敗を喫した。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 5
1失点目も2失点目も、一度は相手のシュートをストップも、こぼれ球を押し込まれる。登里の一撃には懸命のセーブも届かなかった。
 
DF
22 西 大伍 5.5
タイミング良く攻め上がり、攻撃をサポート。緩急をつけたプレーで局面を打開したが、ゴールは遠かった。
 
3 昌子 源 5
経験の浅い町田をリードしつつ、前半の途中からはブエノとコンビを組むなど、難しい状況で最終ラインを統率したが……。3失点にDFの要として、主将として反省しきり。
 
28 町田浩樹 5(36分OUT)
失点に絡んだ前節の悔しさを晴らしたかったものの、先制点を許し、前半で負傷交代と散々な内容だった。
 
16 山本脩斗 5.5
FWの動き出しに合わせてテンポ良く配給。自ら高い位置を取り、逆サイドからのクロスに備えたが、奏功しなかった。
 
MF
6 永木亮太 5
中盤の深い位置で守備のアンテナを張り、中長距離のパスで攻撃を援護。ただ、自陣ゴール前では厳しさが足りなかった印象だ。
 
40 小笠原満男 5.5
この日はやや高めにポジションを取るシーンが多く、チャンスを作ろうと健闘を見せた。粘り強いキープでマイボールにし、味方につないだ。
 
11 レアンドロ 4.5
6試合ぶりの先発。縦への力強さは示したが、独りよがりのプレーが多く、判断が遅く流れを切ることも。周囲との連係も悪かった。
 
13 中村充孝 5(HT OUT)
シンプルなプレーで味方の良さを引き出したが、インパクトが足りなかったのか、前半のみの出場に終わった。
 

FW
9 鈴木優磨 5
19分の至近距離からのシュートなど、数々のチャンスが訪れたが決め切れず。高い位置からの守備は献身的にこなした。
 
14 金森健志 5.5(62分OUT)
移籍後、リーグ戦初先発&初出場。果敢に最終ラインの背後を狙い、GKと1対1のビッグチャンスもあったがモノにできなかった。
 
交代出場
DF
17 ブエノ 5.5(36分IN)
町田の負傷により、急きょ出場。アグレッシブなディフェンスを披露し、フィードもまずまず。家長への手荒いファウルでイエローカード。
 
MF
8 土居聖真 5(HT IN)
中村に代わり、後半スタートからピッチに立つ。キレのある動きで中盤の組み立てに貢献。ただ、期待された決定的な仕事はこなせなかった。
 
FW
33 金崎夢生 5.5(62分IN)
力強いプレーで前線を活性化し、サイドに流れてのチャンスメイクも。85分には惜しいシュートを放ったが、相手GKに阻まれた。
 
監督
石井正忠 5
62分には3枚の交代カードを使い切る苦しいゲーム内容のなか、状況を好転させる一手を打てたとは言えなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

【チーム採点・寸評】
川崎 7.5
 ボールの動かし方では相手を上回り、チャンスを確実に決めて完勝を収める。後半は劣勢の時間が長く続いたが、最後まで集中を切らさずにゴールを死守。中盤の攻防でも、連動した守備で相手の攻撃のリズムを狂わした。
 
【川崎|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
1 チョン・ソンリョン 7.5
19分、50分、55分と驚異的な反射神経で決定的なピンチをビッグセーブ。この男の活躍があったからこそ、敵地で王者相手に完勝を収めることができたと言っても過言ではない。
 
DF
17 武岡優斗 6
積極的に前に出て、味方との息の合ったコンビネーションで相手を押し込む。ただ、後半はトーンダウンしたか。
 
5 谷口彰悟 6.5
入ってくるボールを確実に撥ね返すなど、エドゥアルドと強固な壁を築く。タッチライン際で金崎を吹き飛ばすハードなディフェンスも。
 
23 エドゥアルド 6
エアバトルでは盤石の強さを発揮。最終ラインでのボール回しもスムーズで、チームに安心感を与えた。
 
7 車屋紳太郎 6
攻守のバランスを保ちながら、状況に応じた振る舞いが効果的だった。61分には登里のチーム3点目に絡んだ。
 
MF
21 エドゥアルド・ネット 6.5
要所で顔を出し、攻守をつないだ。中盤の守備ではパワフルさが光り、奪ったボールを素早く展開した。
 
10 大島僚太 6.5(71分OUT)
スペースと時間を巧みに使い、正確なショートパスで攻撃のリズムを作る。相手を惑わすスルーでチーム2点目を演出。
 
14 中村憲剛 6
安定感のあるパスワークでチームのポゼッションを高める。大島交代後はボランチに入り、エネルギッシュな守備を見せた。
 
16 長谷川竜也 7(56分OUT)
阿部の先制点を引き出す強烈なシュートを放ち、前半終了間際にはこぼれ球に詰めてチーム2点目をゲット。2得点に絡む活躍ぶりで勝点3を引き寄せた。
 
11 小林 悠 6(83分OUT)
シュートゼロのまま途中交代と、FWとしては不満足な出来。それでも、迫力あるプレスバックなど、守備面での貢献度は高かった。

FW 
8 阿部浩之 6.5
流動的な動きで鹿島守備陣の手を焼かせる。先制点の場面では、GKが弾いたところに誰よりも早く反応し、冷静に流し込んだ。
 
交代出場
DF
2 登里享平 6.5(56分IN)
ピッチに立って5分後には、得意の左足でネットを揺らす。サイドで起点となりつつ、守備も手を抜かなかった。
 
FW
22 ハイネル 5.5(71分IN)
モチベーションの高さは感じられたが、思うようなパスが届かずに、仕掛けも今ひとつ。アピールはできなかったか。
 
MF
41 家長昭博 -(83分IN)
大宮との開幕戦以来のリーグ戦出場。限られたプレータイムのなか、それなりにボールに触ったが、主に守備面での働きが光った。
 
監督
鬼木 達 6.5
ペースを握った前半に2点を奪う理想的な展開。登里の起用も当たるなど、攻守に鹿島を圧倒した。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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