男性の育休取得を応援 県が来月キャンペーン 育児男子推進月間で

 鈴木英敬知事は十九日の定例記者会見で、男性の育児参画を啓発する「みえの育児男子推進月間」の六月に、県が男性の育児休業を応援する「サンキュー育休キャンペーン」を実施すると発表した。育休を取得した男性からエピソードを募集して表彰するほか、鈴木英敬知事が県内企業の男性社員らと意見交換する。

 県は、男性の育児参加を重点課題に掲げ、平成三十一年度までに育休取得率14%を目指している。六月十八日の「父の日」や二十三―二十九日までの「男女共同参画週間」にちなみ、三年前から六月を「みえの育児男子推進月間」と位置づけ、イベントを企画している。

 同キャンペーンでは、育児と仕事の両立に関する実践事例を募る「ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ」で、新たに育休取得に関する「パパの育休」部門を設置。六月―八月までの三カ月間募集し、母親らが審査する。

 さらに「サンキュー育休トーク」と題して、鈴木知事が六―八月までの間、県内企業を訪問。育休を取得した男性やその上司らと意見を交わす。キャンペーンなどで県民から集まった事例やデータは、県が男性の育休取得に関する小冊子にまとめる。

 県の調査によると、平成二十七年に県内の事業所で育児休業を取得した男性は3・9%で、目標値まで10%ほど開きがある。

 鈴木知事は会見で、「育休取得率をさらに高めていく必要がある」と強調。「育児参画を推進するには男性の考え方や職場の体制が変わることが重要と感じている。男性の育児参加が地域社会に広がるよう取り組みたい」と述べた。

【定例会見に臨んだ鈴木知事=県庁で】

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