菓子博は「オール三重発揮」 知事総括 入場者数目標「ほぼ達成」

 鈴木英敬知事は十九日の定例記者会見で、四月二十一日―五月十四日に伊勢市を主会場に開かれた全国菓子大博覧会(お伊勢さん菓子博2017)について、「大盛況のうちに閉幕することができた」とし「サミットで経験したオール三重の姿勢が発揮された」と総括した。入場者数は目標の六十万人を下回る五十七万四千百人だったが「ほぼ達成ということで、良かったのではないかと思う」と評価した。

 鈴木知事は菓子博について「子どもから高齢者まで、幅広い皆さんが来場し、大変良かった」と振り返った。菓子博の名誉総裁として、三笠宮家の彬子さまが会場を訪問されたことも「大変喜ばしいことで、関係者にとって大きな励みになったと思う」と述べた。

 「宮川の渡し」をモチーフにしたシンボル展示について、「県内の職人による高度な技が来場者をくぎ付けにしていた」と振り返り、県内の高校生らによる県産食材を再現した工芸菓子を「本物と見間違うほど繊細で、初めての挑戦とは思えなかった」とたたえた。

 その上で、菓子博を「菓子職人が技への誇りを高め、職人を目指す若者が夢や憧れを持つきっかけとなり、ボランティアの対応も高い評価を得た。サミットで経験したオール三重の姿勢が発揮され、おもてなしの心と県の魅力を伝えることができた」と総括した。

 一方、入場者数について「目標は六十万人だったが、ほぼ達成ということで良かったのではと思う。皆さんも感じているかもしれないが、百日前のイベントでは『菓子博、何それ』という状況だったことを考えると、ほぼ達成というところまで行った」と述べた。

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