コープ東北と八戸のスーパーが業務提携

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会見する宮本理事長(右から2人目)と横町社長(同3人目)

 東北6県の9生協でつくるコープ東北サンネット事業連合(仙台市)とスーパー経営の「よこまち」(八戸市)は19日、業務提携を結んだと発表した。提携の最初の取り組みとして、商品仕入れと物流の共同化を2018年4月にスタートさせ、効率的な経営を目指す。コープ東北が民間のスーパーと業務提携するのは初めて。

 共同仕入れの対象は、コープ東北のプライベートブランド(PB)を除く加工食品や菓子、生活用品、雑貨など約3000商品。コープ東北は6月中にも共同仕入れを担う子会社を設立する。

 商品はコープ東北のドライ統合物流センター(富谷市)などを拠点によこまちの各店舗に納品。共同化に向けたシステムはコープ東北が開発し、仕入れなどにかかる経費削減に努める。

 ほかの提携事業は会計システムの開発や運用、備品と消耗品の調達、人材育成と交流、宅配事業など8項目。今後、数年かけて実施する。

 業務提携の協議は昨年4月に始め、分野ごとにチームを設けて協議してきた。

 仙台市内のホテルで記者会見したコープ東北の宮本弘理事長は「東京の大手が攻勢を強める中、地域に密着した地元の流通業が必要だ」と意義を強調。よこまちの横町俊明社長は「共同仕入れのメリットは大きい。永続的に提携を続けたい」と話した。

 コープ東北の9生協は東北6県で計113店舗を運営。青森県内には18店舗あるが、大半が青森、弘前両市周辺で八戸地域は2店舗のみ。よこまちは八戸市で5店舗、三沢市と五戸町で各1店舗展開する。

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