16年度乗客数が減少 大山ケーブルカー

©株式会社神奈川新聞社

 伊勢原市の大山観光電鉄は19日までに2016年度の大山ケーブルカーの乗客数をまとめた。天候不順や2015年10月に導入した新型車両の機器トラブルによる運休などが響き、乗客数は14年度より2万9千人少ない44万人に落ち込んだ。

 同社によると、15年度はリニューアル工事で長期運休したため集計しておらず、新型車両導入前の14年度は46万9千人、13年度は49万2千人だった。リニューアル後は好調が続いていたが、16年度は9、10月に雨が多かったほか、5、6月に車両の非常ブレーキのトラブルが発生し、整備のため計6日間、運転を取りやめた。

 さらに、7月下旬に箱根山・大涌谷の火山活動に伴い、区間運休していた箱根ロープウェイ(箱根町)が全線運行再開したことで、観光客が大山から箱根に移ったことも影響したとみている。

 同社は「新型車両の導入効果で落ち込みをとどめることができた。17年の年明けからは復調しており、期待できる」と話す。

 同社は6月5〜9日、12日、13日は定期点検のため、運転を休止する。

あなたにおすすめ