高額家電に頼む共働き夫婦の家事はこの3つ

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高額家電に頼む共働き夫婦の家事はこの3つ

共働き夫婦の家事は夫婦双方ともに大変だ

わが家はまもなく4歳と2歳になる子どもふたりを育てつつ、共働きしている世帯ですが、子育ての楽しさはともかく、現実として必要となるのは「家事」です。

子どもがいなくてDINKS(子どものいない共働き世帯)であった時代には、掃除は週一以下でもセーフ、洗濯も週末のまとめ洗いでなんとかなりました。仕事が忙しい時期は夕食を外ですませて、皿洗いを省略することもできました。

しかし小さな子どもがいて保育園に通わせていると、家事を停滞させることができません。毎日洗濯は必須ですし、洗濯物をたたむ作業も倍増しました。一日洗濯をサボってもいいのですが、サボれば翌日2倍の洗濯物になるので、やはり手を抜けません。また、外食の有無をその日の夜10時に決めるというわけにはいきません。

夫婦で家事をどうシェアするかはいつも子育て世帯の悩みですが、シェア以前に「軽く」する方法を考えてみてはどうでしょうか。今回は、マネーハックの発想で、「お金はかかるが家事が軽くなる場合のコスパ」について考えてみます。

高額家電は、高いだけの価値がある

家事を自分たちで担当しなくてすむ方法は3つしかありません。「やらない」「家事代行」「家事家電」です。

1つめは「やらない」ですが、これはまあ論外でしょう。ただし「減らす」は真剣に考えてみるべきです。例えば自分たち(親)の洗濯物については洗濯機が一杯になるまでまとめておけば、洗濯機を回す回数を減らすことができます。同じ量の洗濯だったとしても、3回回して3回干して3回たたむよりは、2回のほうが疲労感や負担感は少なくなる、という感じです。

2つめは「家事代行」です。自分たちでやる家事を誰かに頼むことで負担を軽くするパターンです。ただし悩みがいくつかあって、毎日日常的に生じる家事は代行しにくいという問題(大掃除などは家事代行に向いているが、毎日の洗濯などは家事代行しにくい)と、払った値段に見合う満足を得られるか、という問題があります。特にコスパを考えるとき、1回あたりに2~4万円払って、これを上回る納得が家事代行サービスから得られないと割高感が残ってしまいます

そして3つめのやりかたは「家事家電」の活用ということになります。家事を代わってくれる家電は通常の家電よりお値段がかかりますが、毎日の家事負担を大きく軽減してくれるなら、そのコスパは十分に見合うものになるかもしれません。

掃除、洗濯と乾燥、皿洗いこそ機械にやらせたい

具体的に考えたとき家事を代わってもらえる家事家電のベスト3は「掃除」「洗濯(と乾燥)」「皿洗い」だと思います。

「掃除」……いわゆるルンバ系掃除機ロボットです。外出前にスタートしておけば、帰宅時にはざっと部屋を一周し掃除をしてくれます。副次効果として、床に散らばった子どものおもちゃ等を一カ所にまとめる習慣もつき、床がごちゃごちゃにならない歯止めにもなります。

「洗濯(と乾燥)」……ドラム型の洗濯乾燥機を採用することで、タオル系を干す苦労から解放されるだけでなく、ふわふわのタオルに仕上がります。シャツ等は縮みが心配な場合、半乾きまで回して浴室乾燥機を併用するような方法もあります。この場合、夜中に干しておけば朝に仕上がることになります。梅雨時にもとても助かります。

「皿洗い」……食器洗浄機、いわゆる食洗機を設置することで、箸やフォーク等を洗ったり、皿を洗って拭く手間が大幅に軽減されます。お米等のこびりつきが心配かもしれませんが、さっと水洗いしておけば95%以上の確率でばっちり洗い落としてくれます。皿洗い家事が鍋洗いだけに減らせますし、朝のお出かけ前の負担も軽くなります。

「買うのはムダ」という夫のNGは夫にやらせて論破せよ

家事家電のコスパは、その購入費用に見合うものでしょうか。簡単に計算してみましょう。

3つの家事を負担することで、女性はフルタイムではなく1時間の短時間勤務になっていたとします。フルタイムであれば手取り25万円だった人が、7/8分の給料に下がったと概算すれば手取りはざっくり3万円の給与ダウンに相当します。

洗濯機の買い換え時にプラス5万円、ロボット掃除機に6万円、食洗機に6万円くらいだとすれば、半年で取り戻せる金額です。実際には負担軽減によるストレス解消のコスパも生じますのでもっと価値があると思います。

とある取材で家事家電の話をしていたら、「夫が購入を認めない」というケースを聞きました。それによれば「そんな高いモノは必要ない。自分で皿を洗って拭いて棚にしまえばいいだけだろう!」とかたくなに食洗機購入を認めないのだそうです。

こういう夫の困ったところは、自分では家事をやらないくせに、家事負担を軽減しようとするアイデアも拒否しているところです。こういう夫に対しては一度ブチキレながら、「だったら自分でやってみろ!」と、仕事を家事をやらせてみるべきでしょう。

かつては、自動洗濯機すら女性が家事に手抜きをするものと批判されたそうです。電子レンジもそうです。掃除機ですら悪口があったはずですが、今では掃除機を否定する人などいません。

便利を得られる文明の利器を否定するのは時代錯誤だと思います。共働き世帯ほど、家事を代わってくれる家電をフル活用するべきです。

夫に反対されたとしてもぜひがんばって、「高額家電」を手に入れてみてください。きっと、家事の負担が楽になるはずです。もしかしたら楽になったことで、夫に家事を負担させるチャンスも広がるかもしれませんよ。

(文:山崎 俊輔)

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