落書きや切り取り被害の本展示 滋賀の図書館、資料大切に

写真が切り取られるなどして貸し出しができなくなった図書が並ぶ展示コーナー(栗東市小野・同市立図書館)

 メモが書き込まれた専門書や、写真が切り取られた雑誌、水でぬれた小説など、貸し出しができなくなった図書を滋賀県の栗東市立図書館(同市小野)が展示している。図書館の資料を大切に使うよう呼び掛けている。

 全国の公立図書館で学校史や記念誌の切り取り被害が相次いでいるが、展示は開館30周年事業として以前から企画していた。傷みが激しい約10冊を展示している。

 年間で約64万冊を貸し出し、うち約80冊が閲覧できない状態になるという。館長補佐の中法子さん(54)は「市民みんなの図書が残念な利用で読めなくなるのは悲しい。一人一人が貴重なものと考えてほしい」と話す。

 同図書館はマナー向上のための標語(未発表で50字以内)も募集している。市内在住・在勤・在学か、利用登録をしている湖南地域の住民が対象で、同館か市栗東西図書館(同市綣2丁目)にある応募用紙で申し込む。

 本の展示と標語の募集は、ともに31日まで。月、火曜休館。問い合わせは市立図書館TEL077(553)5700。

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