「不安の声に答えて」 盛岡でも「共謀罪」反対デモ

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 「監視社会」への不安は払拭(ふっしょく)されなかった。与党は19日、野党の反発を押し切り、衆院法務委員会で共謀罪の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を強行採決。安全保障関連法に続く安倍政権の強硬姿勢に、怒号が飛び交う委員室。テロ対策か、内心の自由の侵害か。県内や国会周辺では、市民が「議論が尽くされていない」と抗議を続けた。

   盛岡市中心部では、県生協連などが幹事団体を務める「戦争させない・9条壊すな!岩手の会」の約150人が「共謀罪反対」「監視社会にさせない」「思想の自由を守れ」などと大声を上げてデモ行進。

 平和環境県センターの野中靖志議長が「果たしてどれだけ国会で議論が尽くされたか。国民の不安に政府は答えていない。法案阻止に大きな声を出そう」と呼びかけた。

 県母親大会連絡会の鈴木まき子会長(62)は「共謀罪は市民から『ものを言う自由』を奪いかねない。議論も深まっておらず、一般人が巻き込まれないという政府の説明にも納得できない」と非難した。

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