階氏「無効」、藤原氏は粛々と賛成 「共謀罪」衆院委可決

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 【東京支社】19日の衆院法務委員会は、与党側が組織犯罪処罰法改正案を可決に持ち込むまで紛糾を極めた。本県関係は自民党の藤原崇氏(比例東北)、民進党の階猛氏(岩手1区)が委員出席。階氏は金田勝年法相を質問で徹底追及し、藤原氏は怒号が飛び交う中で粛々と法案に賛成した。

 同委は午前9時に再開。大勢の報道陣の間をくぐり抜け、藤原氏、階氏がそれぞれ委員会室に入り、硬い表情で席に着いた。冒頭から与野党が応酬を展開。質問は自民、公明、無所属、共産、維新が各1人、民進は階氏ら5人が立った。

 階氏は金田氏に対し「テロ等準備罪は合意自体が犯罪なのか」などと質問を浴びせた。持ち時間を終えると「今後も質問させてもらう」と審議継続を求めた。

 採決の宣言を激しい怒号がかき消す中、与党議員らが起立して法案は可決。金田氏が一礼した。

 同じ弁護士として論戦に参加してきた藤原氏と階氏。散会後、藤原氏は「論点は煮詰まった。採決はどこかでやらなければならず、一つの判断として合理性がある」と淡々と述べた。一方、階氏は「答弁が二転三転する。採決も何が起きたか分からないまま行われ無効だ」と、ぶぜんとした表情で語った。

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