福岡現金強奪、関与疑い数人特定 関東周辺に拠点か ほか

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1. 福岡現金強奪、関与疑い数人特定 関東周辺に拠点か

画像 現金約3億8千万円が強奪される事件があった駐車場を調べる捜査員=4月、福岡市

 福岡市中央区のみずほ銀行福岡支店前で4月、現金約3億8千万円が強奪された事件で、福岡県警が事件に関与したとみられる人物を数人特定したことが19日、分かった。実行犯らが車を乗り換えるなどして関東方面に逃走した形跡があることも判明。県警は特定した人物の行方を追うとともに、犯行グループが関東周辺に拠点を構えている可能性もあるとみて捜査している。

 捜査関係者によると、実行犯2人と運転役の計3人は現場から白色のワゴン車に乗って逃走。ワゴン車は4月末に県内の事業所敷地で見つかり、実行犯らが別の車に乗り換えたことも分かった。

2. 米長官、軍事解決は「悲劇」招く 北朝鮮で外交追求

画像 19日、国防総省で記者会見するマティス国防長官=ワシントン近郊(共同)

 【ワシントン共同】マティス米国防長官は19日の記者会見で、北朝鮮問題を軍事的に解決しようとすれば「信じられないほどの規模の悲劇」をもたらすと述べ、外交的打開を追求すべきだとの考えを強調した。「米国は国連、中国、日本、韓国と協力して現状から抜け出す策を見つけることに取り組む」と表明した。

 トランプ政権は4月下旬、北朝鮮に核・ミサイル開発の放棄を迫るため、国際社会と共に経済制裁を強化して圧力を高め、対話に応じさせると議会に説明していた。マティス氏の発言で、軍事行動よりも外交努力を尽くすことを優先させるとの米政権の方針が一層明確になった。

3. 全壊家屋、断層真上に集中 熊本地震被災地で5割超

画像 熊本地震で、活断層による地盤のずれで破壊された古い木造家屋の基礎部分=2016年5月、熊本県御船町(久田嘉章・工学院大教授提供)

 昨年4月の熊本地震で被災した熊本県御船町内で、地表に現れた断層の真上に建てられた家屋の全壊率が5割を超え、断層周辺と比べて被害が集中していたとの調査結果を久田嘉章・工学院大教授(地震工学)らがまとめた。調査地の地盤の性質を考慮すると、被害は地震の揺れよりも、主に地盤のずれによって生じたとみられるという。

 生活圏に断層を抱える地域は全国各地にあり、久田教授は「断層真上の建築は避けるのが望ましい。やむを得ない場合でも頑丈な基礎を設け、耐震性に余裕を持たせるべきだ」と指摘した。千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で20日午後、発表する。

4. 共謀罪、23日衆院通過図る 自公維は採決強行、野党阻止へ

画像 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の採決が強行され、委員長席を取り囲む野党議員ら。右端は金田法相=19日午後、衆院法務委

 犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案は19日の衆院法務委員会で与党側が採決を強行し、自民党、公明党や日本維新の会の賛成多数で可決された。与党側は23日の衆院通過を目指す。民進、共産、自由、社民の野党4党は可決が強行されたことに反発し、衆院本会議での採決阻止に向けて連携を強化することを確認した。国会周辺では市民らが抗議活動を行った。

 4党の幹部は19日、可決は容認できないとして、法案を法務委に差し戻し審議をやり直すよう大島理森衆院議長に要求。本会議に法案を上程しないよう申し入れた。

5. 石垣で国内最古の全身人骨 旧石器時代「埋葬初確認」

画像 白保竿根田原洞穴遺跡で見つかった約2万7千年前のものとみられる人骨(沖縄県立埋蔵文化財センター提供)

 沖縄県・石垣島(石垣市)の「白保竿根田原洞穴遺跡」で2016年までの調査で見つかった旧石器時代の人骨が、全身骨格がほぼ残った人骨としては国内最古の約2万7千年前のものとみられることが分かった。同県立埋蔵文化財センター(西原町)が19日発表した。人為的に安置されていたとして「旧石器時代の埋葬と墓域を国内で初めて確認した」と説明している。

 これまで最古とされていたのは、沖縄本島南部で発見された「港川人」の約2万2千年前。同センターの金城亀信所長は19日の記者会見で「日本の人類史に新たな一ページを刻むことができる重要な発見だ」とした。

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