大天守、鉄骨の鎧まとう 熊本城、解体へ準備着々

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復旧工事中の熊本城天守閣が19日、報道陣に公開された。大天守の3階から上は足場とシートに覆われている。写真左下の出口部分にあった「附櫓」(つけやぐら)は既に撤去され、内部のコンクリートが見えている(撮影・谷川剛)

 熊本市は19日、熊本地震の影響で立ち入りを規制している熊本城の復旧工事を報道陣に公開した。天守閣の大天守(地上6階、地下1階)のうち、出口部分の「附櫓[つけやぐら]」を既に撤去。内部の鉄筋やコンクリートがむき出しになっている。22日から最上階の6階部分の解体を始めるという。

 大天守の3~6階に足場が組まれ、工事用シートが掛けられている。最上階は6月中にすべて解体し、8月にも再構築の工事に取り掛かるという。小天守(地上4階、地下1階)の1階の一部(約120平方メートル)も6月下旬から解体する。

 このほか「1本石垣」の飯田丸五階櫓では、約500個の崩落石材を撤去中。近くの市役所古京町別館跡に移しており、7月にも回収を終える。その後、櫓を下から支える構台を構築する。

 熊本城総合事務所は「二の丸広場や市役所の14階から、今しか見られない熊本城の姿を見てほしい」と話している。(飛松佐和子)

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