「未来のシェフ」夢へ一歩

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 佐世保市藤原町の九州文化学園調理師専門学校(今道浩三校長)の市民向けレストランが20日、同校内にオープンする。メニューの考案や調理、会場設営、給仕、会計まで全て学生が担当。未来のシェフが夢実現への第一歩を踏み出す。

 昨年度から教育課程が2年になり、カリキュラムを充実させることで実現した。2年生の実習の一環として来年1月まで毎月1回(すべて土曜日)に開業し学習の成果を披露する。

 名称は「Kyu-s'ガーデンメランジェ」。「自分たちの学園=ガーデン」を人々が集える場所にして、学んだ料理を提供したいという思いを込め、仏語で「混合」を意味する「メランジェ」を組み合わせた。

 2月から意見を出し合い、地元の食材を使ったメニューとレシピを決めた。見栄えだけでなく、食べやすさも考え、何等分にするのか試行錯誤。食材の鮮度や価格は日々変わり、時には内容を変更せざるを得ないという難しさも体験した。

 自ら給仕をすることで▽崩れない盛り付けや皿の種類を考える▽冷めないように早く運んだり、あらかじめ皿を温めたりする-などに気付いたという。こうした準備を通し「お客さま目線の大切さ」を身をもって実感した。

 オープン前日の19日、学生は最後の仕込みに追われた。中山田敦さん(19)は「味には自信がある。自分たちの成長も楽しみにたくさんの人に来てほしい」、中村美咲さん(19)は「笑顔になってもらえるようなレストランにしたい」と意気込みを話した。

 メニューは月替わりで、ランチセット(前菜、メイン、デザート付き)は約千円(食材によって変動)。カレー、麺料理は500円ほどで提供する。営業日は6月17日、7月15日、9月30日、10月21日、11月11日、12月16日、来年1月20日。午前11時半~午後2時半オーダーストップ。3日前までに予約が必要。同校(電0956・26・1280)。

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