コマツが氷見の工業用地取得 老朽工場を建て替え

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 氷見市は19日、造成中の大浦第2工業団地(約11万平方メートル)について、建機大手のコマツが全分譲地を取得すると発表した。同社のグループ会社で建機部品を製造するコマツキャステックス(同市下田子)が、老朽化した工場の建て替え用地として活用する。

 林正之市長が同日の記者会見で明らかにした。団地は同市大浦、下田子、上泉、柳田にまたがる中山間地にあり、市土地開発公社が昨年9月に準備工事に着手した。造成に関する総事業費は約15億5千万円。

 今年4月に立地企業を募ったところコマツ1社が申請し、17日に開かれた市の選考委で同社の進出が内定した。6月に仮契約し敷地造成に取り掛かる。19年3月を予定する完工後に正式契約を結ぶ。コマツは契約後、3年以内に分譲地での事業を具体化する。

 コマツキャステックスはコマツの各工場に鋳造部品を供給しており、16年3月期の売上高は252億円。同市内には本社工場と第1工場(同市窪)がある。市によると、50〜60年を経た設備の更新時期が迫っているものの現在の敷地では手狭なため、新たな用地が必要になったという。

 研究機関の設置も検討されており、林市長は「将来の雇用確保につながることを期待している」と話した。

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