補助人工心臓製造開発拠点が完成 福島にEVIジャパン新社屋

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 補助人工心臓の製造・開発を手掛けるEVIジャパン(福島市)が同市渡利に整備を進めていた新社屋が完成し、19日、開所式が行われた。新社屋は工場を備えており、補助人工心臓の製造・開発拠点として、国内向けの機器を量産する。将来的には国内初となる海外向けの機器開発なども目指す。

 補助人工心臓は心臓移植などを待つ心不全の患者らが心機能を補うために使う医療機器。同社は市場規模の大きな米国などでも治験を進めており、将来的には国内外向けに、ポンプを体外に設置する形の補助人工心臓を年間200〜300台製造する計画だ。ポンプを体内に埋め込む補助人工心臓の開発も進める。本社機能も完成した新社屋に移した。

 新社屋は鉄骨2階建てで、延べ床面積は493平方メートル。整備に県の福島医療・福祉機器開発・事業化事業費補助金を活用した。現地などで行われた開所式で本村禎社長や畠利行副知事ら関係者がテープカットした。本村社長は「福島医大などとも連携し、福島から世界に人工心臓を届けたい」と話した。

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