山形市のこども園で火災 「全員無事」に保護者ら安堵

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 19日午後2時40分ごろ、山形市緑町1丁目、学校法人山形つのぶえ学園千歳認定こども園(日野雅夫理事長)から出火、1階北側にあるトイレの天井など約0.56平方メートルが焼けた。当時園内には0〜5歳までの児童47人、職員13人がいたが全員逃げて無事だった。

 山形署によると、火災報知機が鳴り、職員が園内を点検したところ、トイレ内の蛍光灯と天井の間から火が見えたため、119番通報した。同署で出火原因を調べている。冷静避難、生きた訓練 火災報知機が断続的に鳴り響き、子どもたちは現場に駆け付けた救急隊員や園職員らに抱きかかえられながら園外に避難した。住宅密集地の認定こども園で発生した火災。現場は緊迫感に包まれたが「全員無事」の知らせに集まった人たちは一様に安堵(あんど)の表情を見せた。

 千歳認定こども園の日野雅夫理事長によると、当時、園内では昼寝の時間だった。火元は北側のトイレだったため、職員の誘導で南側の園庭に逃げ、その後、隣接する県緑町庭園文化学習施設「洗心庵」に再避難。園児は落ち着いた様子だったという。

 同園関係者は出火原因について、蛍光灯の電気をためるコンデンサの漏電が疑われると話している。

 火災の連絡を受けた多くの保護者が現場に駆け付けた。子ども2人が入園している40代の母親は「月に1度のペースで避難訓練を行っており先日もしたばかりだった。子どもたちにけがはなく安心した」と話していた。

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