<青葉まつり>すずめ踊り 大通り埋める

画像元気いっぱいに舞い踊るすずめたち=2016年5月14日画像

 仙台・青葉まつりは、宵まつりと本まつりで趣が異なるのが特徴だ。20日の宵まつりはすずめたちが舞い踊り、「それ、それ」の掛け声とおはやしが街中に響き渡る。21日の本まつりは、藩制時代の風俗を再現した時代絵巻が目抜き通りを練り歩く。過去最大規模で繰り広げられる祭りの見どころを紹介する。

◎すずめひらり/4500人集結

 宵まつりの主役はすずめ踊り。にぎやかな笛、太鼓に合わせ、踊り手が元気いっぱい跳ね回る。今年は過去最多となる147祭連(まづら)約4500人が集結する。

 「舞台踊り」は勾当台公園市民広場の「伊達の風ステージ」、JR仙台駅西口の仙台パルコ本館前の特設ステージで。そろいの法被姿のすずめたちが順繰りに登場する。元鍛冶丁公園(青葉区国分町)、せんだいメディアテークにも演舞場が設けられる。午後8時半から伊達の風ステージでは、選抜チーム「伊達の舞」が息の合った踊りを披露する。

 祭連が列を成す「流し踊り」は中央通と東一番丁通、定禅寺通が会場。このうち定禅寺通では宵流しの時間を早め、今年は午後1時半から。すずめたちが扇子でひらりひらりと八の字を描き、大通りを埋め尽くす。子どもたちによる「すずめっ子1000人祭連」は午後3時から。

 午後7時には仙台木遣(きや)りの先導で、東日本大震災からの復興を祈願して、ちょうちんをともした「仙台宵山鉾」が定禅寺通を巡行する。厳かな雰囲気の中、すずめの総踊りでクライマックスを迎える。

 「見ているだけでは物足りない」。そんな人には、飛び入り参加できる「祭(ま)雀連(じゃらいん)」がお薦めだ。簡単な練習の後、市民広場と定禅寺通での演舞に加わることができる。市民広場脇の「つなぎ横丁」で受け付ける。

◎記念トーク/政宗の人物像たどる

 仙台藩祖伊達政宗の生誕450年を記念したトークセッションが20日、青葉区のせんだいメディアテーク1階オープンスクエアで開かれる。

 テーマは「伊達政宗公の生涯と各地に今も息づくその精神」。仙台藩や伊達家にゆかりのある自治体の首長らが、全国に広がった伊達家の軌跡や政宗の人物像をたどり、現在の各地域を紹介する。

 登壇するのは、奥山恵美子仙台市長、伊藤康志大崎市長、中川勝米沢市長、戸田安彦北海道白老町長、石橋寛久愛媛県宇和島市長、宇和島伊達家13代当主の伊達宗信氏の6人。ファシリテーターは佐藤憲一・元仙台市博物館長が務める。

 午後2時~3時45分。聴講無料。

◎伊達縁・杜の市/城下町の活気を体感

 勾当台公園に藩制時代の街並みがよみがえる「伊達縁」は、城下町の活気さながらに、老若男女が祭りを楽しめる仕掛けがめじろ押しだ。学生有志のボランティアも運営に加わる。

 伝統工芸の職人技を目の当たりにできる青葉職人屋台。お笑いや落語が披露される青葉寄席。お化け屋敷、茶屋などが軒を連ねる。戦国時代の武者が突如立ち回りを繰り広げる殺陣演武は迫力満点だ。餅つきや射的の出店、たこ作り体験といった催しもある。毎回好評の伊達な紙芝居は、伊達政宗の政治手腕や文化人としての顔も紹介する。

 「杜の市」は、当代随一の美食家だった政宗にあやかり、旧仙台藩の市町村から美味が集合。愛媛県宇和島市のご当地グルメ「じゃこ天」もお目見えする。

 協賛会事務局は「観客が体験、参加できる催しを集めた。宮城、仙台の食文化も発信したい」とPRする。伊達縁は20日が午前11時~午後8時、21日は午前10時~午後6時。杜の市は20日午前11時~午後9時、21日午前11時~午後6時。

 ★まつりテーマの写真募集

 仙台・青葉まつり協賛会は、まつりをテーマにした写真コンクールを行う。サイズは六つ切りか四つ切りでカラー、モノクロを問わない。デジタルカメラで撮影した作品は未加工のみ受け付ける。応募は1人3点まで。送付先は郵便番号980-0012、仙台市青葉区錦町1の3の9、仙台・青葉まつり協賛会「写真コンクール」係。締め切りは6月20日(当日消印有効)。

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