いじめ撲滅に協力を 県議に要望

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 仙台市内でいじめが絡む中学生の自殺が相次いでいることを受け、全国自死遺族連絡会(仙台市)の田中幸子代表理事(68)らが19日、県議会棟を訪れ、超党派の県議でつくる「こども政策研究会」のメンバーに、いじめ撲滅への協力を求める要望書を手渡した。

 2014年9月にいじめを苦に自殺した泉区館中1年の男子生徒=当時(12)=の父親と、16年2月に自殺した同区南中山中2年の男子生徒=同(14)=の父親が同席した。

 要望書は、市内でいじめ自殺が繰り返される異常事態を「市教委は危機感も誠意も反省もない」と指摘。「このままでは次の犠牲者が出る。子どもの命を守ってほしい」と強く求め、市教委や市議会に対する働き掛けを促した。

 田中代表理事は青葉区の市立中2年の男子生徒(13)が先月下旬に自殺した問題に触れ、「市教委は動いてくれない。県議会から変えてほしい」と要請した。

 館中生徒の父親は「市長と教育長はなれ合ってばかりいる。共に責任を取るべきだ」と批判。南中山中生徒の父親は「自殺の真相を究明しないと、再発防止につながらない」と徹底した調査の必要性を訴えた。

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