トピック熊本のニュース

クレソン味わい歴史学ぶ 天草市河浦町の小中学生、給食で

画像
給食でクレソンのかき揚げをおいしそうに食べる生徒たち=天草市

 明治時代に宣教師たちが天草に伝えたとされる、クレソンを使った給食を天草市河浦町の小中学生たちが19日、味わい、その歴史も学んだ。

 世界文化遺産を目指す同町の崎津集落のある富津地区で、クレソンの特産品化を目指している地元農家の中山一弥さん(56)が無償提供。歴史を知り、おいしさを味わってもらうと、同町の河浦学校給食センターに20キロ余りを届けた。

 クレソンはぴりっとした辛みと独特の香りが特徴で、ベータカロテンやカルシウム、カリウムなどが豊富。同センターは食べやすいように、クレソンを「かき揚げ」に調理。ゆかりご飯やもずくスープ、サラダとともに河浦小約200食、河浦中約110食分を作った。

 河浦中では、2年生の給食委員・森愛莉さんが一口メモでクレソンの歴史と栄養について紹介。1年生の山口翔大さんは「明治にヨーロッパから伝わった野菜なんだ。おいしい」と、歴史もかみしめていた。(上野和伝)

あなたにおすすめ