上質!星野リゾートが津軽塗ディスプレー

画像青森屋の津軽塗ディスプレー。工程は実物大のおわんを用いて説明している

 青森県三沢市の星野リゾート青森屋は4月から、津軽塗の工程や種類を紹介するディスプレーを始めた。これまでも客室などに津軽塗製品を取り入れていたが、展示解説によって、より深く興味を持ってもらうのが狙い。19日、青森屋の渡部賢総支配人らが弘前市役所を訪れ、葛西憲之市長に報告した。

 津軽塗ディスプレーは縦2.3メートル、横4メートル。県漆器協同組合連合会が制作協力し、祭りの山車などが展示されている「じゃわめぐ広場」の一角に設けられた。工程のほか、唐塗、七々子(ななこ)塗など代表的な四つの技法を、それぞれ実際の製品とともに紹介している。

 渡部総支配人は「世界を見据え、津軽塗で青森の高級さや上質さを表現したかった。海外で青森県の工芸品に興味を持った外国人は必ず現地を訪れる。その受け皿が重要だ」と述べた。

 葛西市長は「弘前の工芸品をもっと売り出したいと思っていたのでありがたい。青森屋と弘前の回遊ルートを作り、観光面のコラボレーションもできるのではないか」と語った。県漆器協同組合連合会の小林孝幸会長は「いい雰囲気にディスプレーされており、津軽の伝統工芸をアピールできると思う」と話した。

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