倉敷で「金婚夫婦お祝いの集い」

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 山陽新聞社主催の第19回「金婚夫婦お祝いの集い」倉敷会場が20日、倉敷市本町の市民会館で開かれた。岡山県西部を中心に490組の夫婦が参加。苦楽を共にした半世紀に思いをはせ、伴侶に感謝しながら強い絆を確かめ合った。

 金婚夫婦が結婚したのは1967(昭和42)年。日本を経済大国に押し上げた「いざなぎ景気」の真っただ中で、岡山県内では倉敷、玉島、児島の3市が合併して新しい倉敷市が誕生。川崎製鉄水島製鉄所(現JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区)で第1号高炉の火入れが行われた。

 会場は岡山フィルハーモニック管弦楽団が当時の流行歌「ブルー・シャトウ」「夜霧よ今夜も有難う」などを演奏し、参加者を歓迎。世相や岡山の発展をつづった映像「共に歩んで50年」がスクリーンに映し出されると、感慨深く夫婦で見入っていた。

 式典では、主催者を代表して大橋宗志山陽新聞社取締役倉敷本社代表が「幾多の苦難を乗り越えて金婚を迎えられ、心よりお祝いを申し上げます。現在の岡山の発展は皆さんが懸命に働き、頑張ってこられたたまもの。今後も末永く幸せに暮らしてください」とあいさつ。伊東香織倉敷市長も祝辞を述べた。

 参加者を代表して、玉島商店街振興会長の小泉勝生さん(77)、初子さん(71)夫妻=同市=が祝辞状などを受け取った。勝生さんは「妻への『ありがとう』の言葉を胸に、明日から余生を楽しんでいく。支えてくれた方々にも感謝し、これからもまちのにぎわいに寄与していきたい」と謝辞を述べた。

 民謡歌手田中みずほさんのステージや客席インタビューが繰り広げられ、最後に全員で唱歌「ふるさと」を合唱した。

 参加者には祝辞状と記念品が贈られたほか、会場で撮影した夫婦の記念写真と、67年元日付の山陽新聞1面(複製)も後日届けられる。集いは、山陽新聞社の創刊120周年を記念して始まった地域貢献事業。

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