仙台の文化 点を線に ウェブサイト開設

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ウェブサイトについて話し合う高野さん(左)と佐藤さん=仙台市青葉区の複合施設「THE 6(ザ シックス)」

 仙台市の若手デザイナーらが、仙台のアートやデザイン、衣食住、景観などに関する話題を発信するウェブサイト「カルチャーマガジン SEN.(セン)」を開設した。市民ライターの投稿による記事を中心に掲載。仙台の文化の「点」を取り上げて「線」にする役割を果たし、仙台のカルチャーシーンを盛り上げたい考えだ。

 ウェブサイトは試行期間を経て4月末に開設。企画やデザインを手掛ける高野明子さん(29)=仙台市青葉区=をはじめ会社員、団体職員、大学生と、いずれも20代の4人が中心になって取り組む。

 センには仙台の仙、点をつなぐ線、新鮮の鮮、センスのセンといった意味を込めた。

 記事は特集などを除いて400字以内の文章と写真1点が基本。高野さんらメンバーや、思いに共感する市民ライターが、自身の視点で選んだ仙台の物や出来事、人などに焦点を当ててシンプルな文章で紹介している。

 これまでに掲載した記事は20本余り。題材は郷土料理おくずかけから、若林区の遠見塚古墳、エスプレッソ用コーヒー豆の空き缶を使って作ったシンセサイザーまで幅広い。

 メンバーの団体職員佐藤陽友(ようすけ)さん(23)=太白区=は「仙台の人があまり目を向けていないことを、自分なりの見方で紹介したい」と話す。

 メンバーは昨秋から「SEN.」のプロジェクト名でワークショップを開催したりフリーペーパーを発行したりしてきた。

 高野さんは「仙台は面白いことをしている人や場所などが散らばっていて目に留まりにくいと感じる。ウェブとリアルの両面で発信することで、仙台を誇りに思い、ここで何かを作ろう、起こそうという人を増やしたい」と語る。

 趣旨に賛同し、記事を投稿するライターを募集している。連絡先はメールsendaiculturesen@gmail.com

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