障害者の創作「生の芸術」関心を

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 岡山県内の障害者の芸術作品を紹介する連続展覧会「きらぼし★アート展」(山陽新聞社会事業団主催、県、県教委、山陽新聞社共催)の最終回として、県が初めて公募した絵画や造形作品を展示する「岡山スマイルーシブ作品展」が22日から、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ギャラリーで開かれる。

 美術の専門教育を受けていない障害者らが創作する「アール・ブリュット(生⦅き⦆の芸術)」への関心を高めようと企画した。芸術を通じた障害者の社会参加を目指しており、スマイル(笑顔)とインクルーシブ(受け入れる)を組み合わせた名称にした。

 県内12市3町の116人から167点の応募があり、審査で選んだ62人の64点を展示する。作者の年齢層は10代から70代までと幅広く、障害者施設の利用者のほか、在宅で創作に取り組む人も9人いる。

 展示作はプラスチック板にイラストを描いたり、星形の折り紙をつないで揺れ動く立体作品に仕上げたりとアイデア豊か。土を自由な形にひねった備前焼などもある。障害者の作品の商品化につなげようと、絵画をデザインした付箋などの試作品も展示する。

 会期は28日まで。入場無料。開場時間は午前10時〜午後5時(22日は午前11時開場、28日は午後3時閉場)。

 きらぼし展は山陽新聞社会事業団(松田正己理事長)の創立70周年記念事業として1月から4会期に分けて開催。4会期の作品全体から選考委員が最優秀賞1点を選び、表彰する。

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