特別支援教育充実へ推進センター

 総社市教委は、自閉症や情緒障害のある児童らを対象とする「市特別支援教育推進センター」を総社北小学校(同市泉)内に設け、本格始動させた。発達段階に応じて個別指導する通級指導教室を設置。保護者や学校園からの相談、教員研修などの役割も担う。

 同センターの愛称は「きらり」。同小校舎の一部を活用した教室3部屋とプレールーム、職員室がある。専門教員3人と相談員ら5人の計8人を配置している。

 通級指導教室は、対象児童の発達段階や特性に応じて、各校の通常学級に在籍したまま、週1、2回きらりに通う。1回当たり45分授業を1、2こま、専門教員とマンツーマンまたは小グループで受け、適応力を高める。

 市教委の教育支援委員会が対象児童を判定する仕組みで、2017年度は48人。対象児童の多い総社小、常盤小は専門教員が各小に出向いて対応する。

 市教委は16年度、総社北小に同センターを設置し、通級指導教室の開設や相談業務の準備を進めていた。

 センターは今年4月、保護者や学校などからの相談業務をスタート。幼稚園や保育園、小中学校教員らを対象にした研修や情報交換なども行う。

 通級指導教室は今月15日に始まった。同日、同センター前で開所式があり、片岡聡一市長は「全国屈指の福祉先駆都市実現に向け、特別支援教育を充実させていく」とあいさつした。

 倉敷市には市内12小中学校に通級指導教室があり、専門教員が週1回程度、情緒、言語、聴覚障害のある子どもたちを支援。岡山県早島町でも早島小で言語障害児のサポートに当たっている。

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