新幹線福井駅、東側への拡張決定 広い通路を確保、混雑緩和

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北陸新幹線福井駅に張り出し部分(円内)が設けられた際のイメージ模型。右上はえちぜん鉄道福井駅

 北陸新幹線福井駅の構造が18日、福井市が要望していた全4項目で改善されることになった。在来線とえちぜん鉄道駅舎に挟まれているため、1面2線(島式ホーム)の狭い空間が懸案となっていた。駅舎の一部を東側に拡張することに決まり、広い通路の確保で混雑緩和が期待できる。

 新幹線の駅は2面4線がほとんどで、福井駅の1面2線の島式ホームは県庁所在地としては珍しい。当初計画では新幹線福井駅の幅は約20メートル。駅高架下に駅務室や待合室を造ると、ホームに向かう通路が狭くなる問題があった。

 福井市は、えち鉄福井駅の幅に合わせ、新幹線駅を東側に張り出す形にすると拡張スペースを有効に活用でき、広い通路を確保できるとして改善を要望していた。18日の与党検討委員会で了承されたため、拡張部分の駅務室や待合室、店舗などの配置や費用負担を協議していくという。

 このほか、福井市が強く求めていた▽1階コンコースに降りなくても在来線と乗り換えできるよう、中2階から接続させる▽混雑を避けるため、ホームと改札を上下に結ぶ通路を1カ所増やして3カ所にする▽転落を防止するホームドアを設置する場合、金沢駅と同じくホーム幅が狭くならないよう特例措置を講じる―ことも実現が決まった。

 東村新一福井市長は、中2階からの接続などが認められ「大変喜ばしい。これまでもハピリンをはじめとする駅周辺のまちづくりに取り組んでおり、今後とも関係機関と連携して北陸新幹線の開業に向けた最大限の努力をしていく」とのコメントを発表した。

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