災害時の外国人支援考える 27日に横須賀でワークショップ

 多くの米軍関係者が暮らす横須賀で、災害時の外国人支援を若者たちで考えるワークショップが27日、横須賀市本町の市立市民活動サポートセンターで開かれる。地元の高校生や大学生ら約20人でつくるボランティアサークル「ぽぴーぐみ」の主催。

 東日本大震災の被災地でボランティア活動をしてきた同サークルメンバーが企画。「災害を横須賀の問題として考えたとき、地震などに慣れていない米軍の人たちが大変だと思った」と話す。

 ワークショップは防災を最終目標に本年度を通じて開催し、初めての今回は日本人を対象に国際交流の方法をテーマにする予定。「被災したときだけではなく、日ごろからのコミュニケーションが必要。街の理想像をみんなで考えたい」と参加を呼び掛けている。

 高校生や大学生が対象。正午から午後4時半までで、参加無料。問い合わせは、同センター電話046(828)3130。

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