里山ガーデン「秋に再公開」 緑化フェア終了後も大花壇存続へ

 横浜市の林文子市長は26日、開催中の「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の里山ガーデン会場(同市旭区)の大花壇について「今年秋に再び公開する」と述べ、6月4日の同フェア終了後も残す考えを示した。同日開かれた市会本会議で伊波俊之助氏(自民党)の質問に答えた。

 里山ガーデンは、よこはま動物園ズーラシアに隣接し、5月7日までに約20万人(速報値)が訪れているという。約1ヘクタールの大花壇が目玉。

 林市長は、同フェアで「多くの方に来ていただき好評」と手応えを語るとともに、里山ガーデンについても「成果を検証し、郊外部の観光拠点としてつなげていけるよう取り組む」と述べ、米軍上瀬谷通信施設跡地(同市瀬谷区、旭区)での国際園芸博覧会(花博)招致につなげる考えを示した。

 市環境創造局によると、再公開の時期は未定で、フェア終了後に植物の種類や配色などの設計作業を進める。

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