川崎市医師会の新会館が完成 29日に業務開始

 川崎市医師会(高橋章会長)が中原区小杉町に建設していた新医師会館が完成し、29日に移転して業務を開始する。手狭となっていた同区の休日急患診療所も6月4日に同会館に移転、業務を開始する。

 新会館は、中原消防署跡の敷地約725平方メートルに整備され、鉄骨7階建て、延べ床面積約3300平方メートル。休日急患診療所や事務所、会議室のほか、今後ニーズが増えると予想される在宅医(訪問医療)のトレーニングルームも設置される。

 市内全区の休日急患診療所は4月から同医師会の自主運営となっていた。川崎区宮前町にある現在の会館は閉鎖される。医師会館の新住所は中原区小杉町3の26の7。電話044(711)3011。

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