津久井産、友情ベンチ 日台の市民団体、市に寄贈

 相模原中央ライオンズクラブ(中村衛会長)は結成40周年を記念し、台湾の姉妹クラブの台南市中央獅子會(かい)(曽(そう)文(ぶん)啓(けい)會長)と共同で28日、津久井産材のベンチなど3点を相模原市に寄贈した。計25万円相当のプレゼントで、市役所本館1階にそれぞれ設置される。

 ベンチ(約10万円相当)は3人掛け。ラック(高さ約180センチ、約12万円相当)は配布資料を置くスペースが4段分ある。また、掲示板(高さ110センチ、幅約220センチ、約3万5千円相当)は木目がひときわ目を引く。

 市役所1階で行われた寄贈式には台湾側から24人が出席。中村会長は「市民に長く利用してもらえる」と姉妹クラブの力添えに感謝。古賀浩史副市長は「津久井産材のPRや林業振興の寄与につながる」と謝意を示した。

 両クラブは1981年から国際姉妹提携を結び、台湾の一行は28日に同市内で開催された相模原中央ライオンズクラブ結成40周年の記念式典に参加した。

© 株式会社神奈川新聞社