魚の専門家が料理の秘訣を本に 「横須賀佐島 魚行商のおかみさんレシピ」

 横須賀・佐島の魚介類を使った料理を紹介する「横須賀佐島 魚行商のおかみさんレシピ」が出版された。昨夏まで2年にわたり本紙に掲載された100本の連載に、関東学院大学が執筆した栄養学上の効果に関するコラムを加えた。

 筆者は、佐島に唯一残る魚の行商で、夫と息子とともに家業を切り盛りする福本育代さん(73)。アジ、サバ、イカといったおなじみの魚介類から、高級食材の伊勢エビ、アワビ、お目に掛かる機会の少ないヒメコダイ、ホウボウ、マンボウなどを紹介。料理が大好きで、行商として顧客と日々向き合う福本さんのノウハウや思いが詰まっている。

 出版にあたり関東学院大学が協力。栄養学部の教員が健康に及ぼす魚介類の効果を説明したり、学生がレシピの良さをさらに引き立てる副菜を考案して紹介したりしている。A5判ヨコ、フルカラー116ページ、1620円。◆購入の問い合わせは神奈川新聞社出版メディア部電話045(227)0745、横須賀支社電話046(822)2020。または氏名と電話番号を明記しokami@kanagawa-np.co.jpにメールを。折り返し、神奈川新聞社から電話で連絡します。書店流通はありません。

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