災害時の感染症防止へ 川崎市と協会、害虫駆除で協定

 神奈川県川崎市は9日、大規模災害時の感染症の発生や流行を防ぐため、有害生物駆除・消毒業者77社でつくる県ペストコントロール協会(本部・横浜市中区)と災害時の防疫活動に関する協力協定を締結した。同様の協定は県内で横浜市、愛川町に次いで3例目。

 協定は、市内で大地震や風水害が起きた際に同協会が「感染症予防衛生隊」を組織し、ハエや蚊などの害虫駆除や消毒を行う内容。県の協会だけで対応が困難な場合は県外の協会に協力要請を行えることとした。

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