<いしのまき復興マラソン>変わりゆく街確認

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災害公営住宅の前で復興の現状を感じながら歩く参加者

 東日本大震災で被災した石巻市を舞台にした第3回いしのまき復興マラソン(石巻市、市体育協会、河北新報社など主催)が17日開幕し、ウオーキングの部に参加した約110人が旧北上川河口周辺を巡った。マラソンの部は18日に行われる。

 午前10時に同市中瀬の石ノ森萬画館を出発。左岸の湊地区から日和大橋を渡り、右岸の南浜、門脇両地区を通って萬画館に戻る約8キロのコースを歩いた。

 途中には新しく完成したマンションタイプの災害公営住宅などがあり、参加者はゆっくり歩を進めながら、震災で移り変わった町並みを確かめていた。

 震災直後の石巻市でボランティアをした縁で結婚した浜松市の自営業西田公城(まさき)さん(34)、蕗子さん(32)夫妻は「毎日のように泥出しをした場所もあって懐かしかった。新しい発見もあった」と語った。

 以前の職場仲間と訪れた仙台市若林区の無職石垣友秀さん(68)は「被災地を歩く良い機会になると思って参加した。日和大橋から見渡した石巻の全景が印象的だった」と話した。

 18日のマラソンの部は石巻専修大を発着点にハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、2キロの5コースを設定。性別や年齢などに応じて18種目に分かれて順位を競う。

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