農作業で復興支援 福岡市の高校生が阿蘇訪問

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収穫を終えたイチゴの苗の抜き取り作業に励む福岡舞鶴高のラグビー部員ら=阿蘇市

 福岡市西区の福岡舞鶴高のラグビー部員ら約130人が18日、熊本地震で被害を受けた熊本県阿蘇市と南阿蘇村の観光農園を訪れ、ボランティア活動に励んだ。

 地震後、福岡から被災地にボランティアを派遣しているNPO法人「日本九援隊」(福岡県大野城市)が企画。同部の70人や、福岡市東区の城東高の7人らが参加した。

 阿蘇市の観光施設「はな阿蘇美」のイチゴ園では、収穫を終えた株の抜き取り作業を支援。舞鶴高3年の熊谷尚喜さんは「福岡では今、地震の報道がほとんどないが、忘れないようにしたい」と汗をぬぐった。南阿蘇村のブドウ園では、枝の剪定[せんてい]などに取り組んだ。

 同NPOは地震後、ほぼ毎週末に熊本入りし、この日は58回目。派遣数は延べ約2200人となった。昨年6月には舞鶴高生らも参加して、大雨被害に遭った宇土市で土砂の除去作業に取り組んだ。

 肥後孝理事長(48)は「次第に参加者の確保が難しくなっているが、ニーズがある限り熊本での支援活動を続けたい」と意気込んだ。(岡本幸浩)

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