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細川さんの庭、雑草は似合わぬ 中央区・旧砂取細川邸庭園

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草や竹が生い茂った旧砂取細川邸庭園に立つ県立図書館の青木勝士さん=熊本市中央区

 熊本市中央区出水の県立図書館裏手にある旧砂取細川邸庭園で、関係者が雑草の除去に追われている。文化的価値が高い名園をよみがえらせようと、現地を管理する水前寺江津湖公園サービスセンターが27日、清掃作業を計画している。

 旧砂取細川邸は廃藩置県後、細川家10代藩主斉護[なりもり]の正室顕光院[けんこういん]が住んだ。その後、民間企業の所有となり、料亭として使われた時期も。建物のあった場所に1985年、県立図書館が移転し、庭園だけが残った。

 現在も地下水が湧き、カワセミやサギなどの野鳥も訪れるが、悩ましいのは生い茂る雑草や竹木。同センターなどが清掃活動など管理を続けている。

 活動に協力している県立図書館職員の青木勝士さん(48)は「自然と歴史が楽しめる名園。市民の手で、きれいな憩いの場所にしたい」と話す。

 当日は午前10時、同館正面玄関前集合。汚れてもいい服装で、なるべく鎌や鉈[なた]などを持参する。事前申し込みが必要で、先着20人。青木さんによる歴史解説もある。水前寺江津湖公園サービスセンターTEL096(360)2620。(西國祥太)

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