「こべっこランド」が和田岬に移転へ 21年秋予定

移転することが分かった神戸市総合児童センター=中央区東川崎町1(撮影・吉田敦史)

 神戸市が、神戸ハーバーランドにある市総合児童センターを、2021年秋ごろに兵庫区上庄通1の下水処理場「中部処理場」跡地へ移転させる方針を固めたことが20日、分かった。センター内のこども家庭センター(児童相談所)で受け付ける相談が増え、機能強化が求められていた。(若林幹夫)

 市総合児童センターは1986年完成。子育て支援などを担う大型児童館「こべっこランド」が入り、子どもの遊び場所や体験施設として親しまれている。児童相談所は翌87年、兵庫区東山町から移転した。

 こども家庭センターに寄せられる障害や虐待に関する相談は2015年度で7087件と5年前の1・4倍に増加。現施設はスペース拡張の余地がなく、運営を続けながらの改修は難しい。こべっこランドとは療育指導などで連携しており、一体移転を決めたという。

 保護した子どもを短期間滞在させる「一時保護所」の役割も担うが、1室当たりの定員や面積が現行の基準を満たしていない。商業地域に立地しており、プライバシーを守りにくいという課題もある。

 現施設の延べ床面積約2千平方メートルに対し、移転先の敷地は約1ヘクタール。市営地下鉄海岸線和田岬駅から徒歩3分。神戸市こども家庭局は今後、新施設の設計や跡地利用などを検討する。

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