「太刀揉み」で邪気払い 行方、男児元気に「わっしょい」

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元気に「太刀揉み」を行う男児たち=行方市三和

行方市三和の金上地区にある高貴神社に伝わる神事「太刀揉(も)み」が15日、同神社と同地区内で行われた。邪気払いと五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する神事。地元の男児たちが、同神社に伝わる長さ約2・9メートルの木製の太刀を抱えて回り歩き、元気な掛け声を地区内に響かせた。

参加した男児は地元の小学生3人。同神社に納められた太刀を北浦の水で清めた後、約3時間かけ、太刀を抱えて地区内48軒の民家を巡回した。各家では「わっしょい、わっしょい」との掛け声とともに玄関に入り、「でーろ、でーろ」と後ずさり。繰り返されるその様子を、住民たちは笑顔で見守っていた。氏子の大人たちも同行し、お札とお神酒、昨夜から準備していた鶏肉とゴボウのまぜご飯のおにぎりを配った。

同地区の森崎貞夫地区長(71)は「昔はもっと子どもが多かったが、年々少なくなっている。地元の人はみんな子どもたちが太刀を持って訪れるのを楽しみにしている。今後も絶やしたくない」と話した。

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