宮崎市の宮日会館で25日に開かれた、歌人俵万智さんの「サラダ記念日」出版30周年記念イベント。昨年から始めた本県での生活を本紙連載エッセー「海のあお通信」で紹介している俵さんは、「住んでみて見えてくる新鮮な感動を書き留めている」と、宮崎の人や自然、文化との出会いを楽しみ、作歌のエネルギーにしていると明かした。「サラダ」をテーマに県民から公募した短歌大会の表彰式では、日々の生活の中で生まれる喜びや切ない恋心などを詠んだ受賞作を「素晴らしい」と絶賛。約250人の聴衆に、「宮崎を『短歌県』にしよう」と呼び掛けた。
宮崎を「短歌県」に 俵さん笑顔で呼び掛け
- Published
- 2017/06/26 08:09 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 12:19 (JST)