子どもたちが武道を体験 「秦野武道祭」

 子どもたちに剣道や弓道、柔道などの武道を紹介する「秦野武道祭」が25日、神奈川県秦野市平沢の市カルチャーパーク総合体育館で開かれた。

 「体を動かすだけでなく、武道を通じて礼儀作法も身につけてほしい」と、市と市スポーツ協会の主催で2010年から開かれており、今年で8回目。市内の各競技団体が、9種類の武道を紹介した。剣道や柔道などは体験会が行われたほか、なぎなた、合気道、テコンドーはブースで競技について説明した。

 このうち市スポーツチャンバラ協会では、子どもたちが当たっても痛くないソフト剣を手に、面をつけて打ち合いに挑戦。市内に住む小学3年生の児童(8)は「相手の気持ちを考えて優しく打った。楽しかったので、またやりたい」と話していた。

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