長崎商 連覇の夢ついえる

 第99回全国高校野球選手権長崎大会第5日は11日、長崎市の県営ビッグNスタジアムと佐世保市総合グラウンド野球場で1回戦計7試合が行われ、西陵、瓊浦、諫早農などが2回戦に進んだ。

 西陵は13安打を放ち、昨年優勝の長崎商を4-3で破った。瓊浦は終盤に大量点を挙げ、昨秋の県大会4強の佐世保工に7-2で逆転勝ち。諫早農は七回に一挙7点を奪い、大崎に10-1でコールド勝ちした。

 長崎北は4人の継投で諫早東打線を零封し、9-0で七回コールド勝ち。長崎南は6盗塁と足を絡めながら着実に加点し、諫早商を8-1の七回コールドで退けた。西彼杵は先発鰐口が3安打1失点で完投し、国見に7-1で快勝。佐世保南は二回に4点を挙げて主導権を握り、長崎鶴洋を8-1の七回コールドで下した。

 この日で1回戦がすべて終了。第6日は12日、両会場で2回戦計6試合を実施する。

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