通潤橋の石管、17年ぶり現る

山都町で復旧工事進む

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熊本地震からの復旧工事が進み、3本の石管が姿を現した通潤橋=山都町

 熊本地震で被災し、復旧工事が進められている熊本県山都町の国指定重要文化財「通潤橋」で、14日までに橋上部の盛り土が取り除かれ、水を通す3本の石管が姿を現した。

 石管は地震で石と石の接ぎ目にある漆喰[しっくい]が破損し、大量の水が漏れ出した。町は被害を把握するため、6月に石管周辺の盛り土の掘削を開始。過去の修理でも同様の作業が行われ、石管が露出するのは17年ぶり。

 町は、地震で一部が外側にせり出した石垣の積み直しにも着手。今後は石管の漏水箇所を特定した上で漆喰の詰め替えなどを進め、2019年3月末までの復旧を目指す。

 町は橋周辺の立ち入りを規制する一方、近くの高台に工事の見学所を設けている(無料)。(臼杵大介)

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