イヌマキ守ろう、自治会が南方系ガの幼虫共同駆除 南さつま市

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イヌマキに薬をかける上村西自治会員ら=15日、南さつま市加世田川畑

 南さつま市で南方系のガ「キオビエダシャク」の幼虫が増え始めた。幼虫が市木のイヌマキの葉を食べるため、住民は自治会単位で薬剤散布による駆除に取り組んでいる。

 キオビエダシャクは南薩地方で2001年ごろから確認されている。同市では例年、夏場に幼虫が増えるが、今年は春に大量発生。多くの自治会が共同駆除したものの、成虫が飛び交っていた。

 同市加世田川畑の上村西自治会(約50世帯)は15日、薬剤散布を始めた。今村建一郎さん(67)と西迫正守さん(67)が一軒家、空き家計7軒でイヌマキに薬をかけると、幼虫が糸を垂らし次々と現れた。

 同自治会は16日も27軒で散布した。今村さんは「イヌマキに愛着がある。被害が続き残念。市木を守るため、今やらないと意味がない」と話す。市は、共同駆除する自治会に薬剤費を全額助成している。

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