「選挙だぞっ」−。横浜市長選の啓発キャラバン隊の出発式が１６日、横浜市中区の市役所前で行われた。啓発キャラクターで、市内出身のお笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さんが、若者に向け「あなたの大切な１票を入れて」と訴えた。
市選挙管理委員会によると、前回（２０１３年）の投票率は過去最低の２９・０５％。特に２０代が１５・４１％と低く、全体を引き下げた。今回は１８歳選挙権となって初の市長選となることも踏まえ、同隊は若者を中心に投票を呼び掛けるという。
市内在住、在学の大学生らで構成し、投開票日までの１５日間、駅前や大学など市内４０カ所で活動する。うちわやティッシュといった啓発物品の配布のほか、斎藤さんとツーショット写真の撮影が可能な等身大のボードも活用する。
スタッフの明治学院大２年の大村敬介さんは「大好きな横浜のために、一人でも多くの方に投票してもらえるよう全力で頑張りたい」と話していた。
