トピック熊本のニュース

松山発“俳句対局”競う

漱石ゆかりの熊本市で初開催

画像俳句対局で即興の句の出来を競い合う出場者ら=16日、熊本市西区

 俳句の出来を対戦方式で競うイベント「俳都松山キャラバン2017in熊本~十七音が未来を変える」が16日、熊本市西区のくまもと森都心プラザで開かれ、俳句愛好家ら約500人が句作の面白さを堪能した。

 夏目漱石と正岡子規の生誕150年を記念して、愛媛県松山市が漱石ゆかりの熊本市で初めて開いた。

 俳人夏井いつきさん(60)=松山市=がまず講演し、好きな漱石の句を紹介。「世の中は無常と隣り合わせ。俳句は人生を豊かに、楽しくする。つらいことも句の材料だと思えば乗り越えられる」とユーモアを交えて話した。

 俳句対局には県内の4人が出場。1対1で先手・後手を決め、先の句の中の言葉を引用するというルールで交互に句作。制限時間6分間で3句ずつ作り、俳句雑誌の選者ら4人の審査員が得点を付けた。解説の夏井さんは「スピードと質がすごい。熊本の底力に驚いた」と話した。

 対局を制した熊本市東区の加藤いろはさん(66)は、11月に松山市である対局に出場。キャラバン開催地の奈良県と松山で勝ち抜いた出場者らと競い合う。(飛松佐和子)

あなたにおすすめ